こんにちは、トミヨです。
韓国で生活をしている日韓夫婦のみなさんはシデクとの関係はどうでしょうか?
韓国人の男性と結婚をすると、韓国人夫の家族(義家族)との関係で困ってる、悩んでいる方を8割くらい見かけます(笑)私の周りにもいました。
今回は韓国生活約7年の経験者である私がシデクとの関係、「しない、できない、やらない」方式で楽にやり過ごしていた方法について書いておきます。
特に、結婚前、結婚当初が肝心ですので、これから韓国の方と結婚される方は参考にしてみてくださいね^^
【はじめに】韓国ではシデク(義家族)との関係はかなり重要!
ご存じの方も多いかと思いますが、韓国では
シデクとの関係は重要であり、その関係はできるだけ良好な方がいいです。
別に韓国だけの問題ではないし、日本でも同じかとは思いますが、韓国では日本よりも重要なように思います。韓国ドラマでもよく描かれているので何となく想像はつくかと思います。
韓国人夫の嫁にはなるけれども、日本に住みます!なら、特にそこまでシデクとの関係について深く悩む必要はないかと思います。
しかし、韓国に住むとなると、韓国文化の特性上、シデクとの関わりはとっても濃いものとなる可能が高いです。
異国での生活はストレスも多いのに、さらにシデク関係の問題まで!となると、韓国生活、夫婦生活にも大きな影響が出てきます。
良好な関係とまではいかなくても、韓国で生活する上で邪魔にならないくらいの関係でいるのが理想ですね。
シデクとの関係を楽にやり過ごすための4つの「しない」
では、実際の我が家はどうかというとシデクとの関係かなり良好です。どちらかと言うと私の場合はシオモニ、シアボジ(義両親)のことは好きですね^^
それは一般的に言われる韓国人の嫁としてやらないといけない、よく分からない役割をやらないで済んでいるからだと思います。
そこにはもちろん、義両親の人柄にも恵まれていたからですが、最初から4つの「しない」を夫に言っていました。その4つの「しない」とは…
- 安否電話(確認)はしない
- 義家族の干渉は気にしない
- 義両親へのお小遣いは渡さない
- 名節の嫁の役割はできない(フリ)
一つずつ見ていきます。
安否電話はしない
何を話していいかも分からない安否電話、ほぼやったことがありません。
韓国について少しでも知ってる人ならよく聞いている安否電話。
私も夫と結婚する前は安否電話をしないといけないんじゃないかと怯えて?いました。
が、シオモニ(義母)から
安否電話なんてしなくていいよー
と最初に言われてホっとした思い出があります。
これはラッキーな嫁です(笑)
それ以降、夫からは義両親に電話した方がいいんじゃない?みたいなことを言われたことありますが、私は電話嫌い!と言い張り、安否電話はしませんでした。
電話に出ない嫁だと思っている、義両親
というか、実際、私は安否電話もしなければ、電話にも出ない嫁だと思われていますね(笑)
韓国の人って、電話好きなんで用がなくても電話をかけてくるんですが、私は義両親だけでなく、会社の社長とかでも忙しいふり、寝たふり(実際に寝てることも多い)をして電話に出ないことが多かったです。
そのおかげ?もあってか、「嫁は基本、電話に出ない」と義両親は思っていて、私が電話に出なくてもあとから小言を言われることはあません。夫には言ってたのかもしれませんが(笑)
そして、重要なことは「電話をかけ直す時には夫に横にいてもらうこと」です。
面倒なことを言われたり、答えに困ることを言われる時に夫に対応してもらうためです。
シデク(義家族)からの干渉は気にしない
安否電話と関連する部分でもありますが、息子夫婦が何をするにも干渉してくるシデクがいます!
基本的には我が家は義家族との関係は良好ですが、私も夫も義両親からの干渉ありましたよ、こう見えても(笑)
例えば…韓国に来て夫と住み初めた頃、冷蔵庫の位置、洗濯機の位置などなど、私たち夫婦で決めた家具の位置をすべて修正されました(笑)
これは良い方で、知り合いの話を聞くと
- 勝手に家に上がり込んで冷蔵庫を開けられる
- さらには勝手に掃除をして、化粧品や洋服、下着にイチャモンをつける
- 車を買うことに反対される
- 買った家電にケチをつけられる
- 子供をわざと作らないのでは?と嫌味を言われる
- 子供が泣くと嫁のせいにさせられる
などなど挙げるとキリがないくらいの大小さまざまな干渉があります。
私自身も干渉されてもそんなに気にしない性格だったのもあり、義両親から干渉を気にしないスキルはとても大事です。
シプモへのお小遣いは渡さない
私の周りでは意外とシプモ(義両親)へお小遣いを渡している人がいます。韓国も今や、かなりの不景気。義両親へのお小遣いを渡す余裕はありません^^;;
もちろん、お小遣いを渡せることが良いのは言うまではありませんけど…(;´д`)トホホ
結婚するまではシプモへお金を渡すというのは聞いたことがなくて、韓国人夫と結婚するときにその話を聞いた時にはびっくりしたものです。
日本がそうなのかは分かりませんが、私が育ってきた環境では、親も子供も独立して暮らすというのが何となくあるように思ってました。
もちろん、そうじゃない場合もありますが。
お小遣いもらって当たり前の世界
韓国では息子から、子供からお小遣いをもらって当たり前の雰囲気があるのかもしれません。
私が韓国生活で見てきた感じでは
- 親が子供にお金をもらうことが当たり前
- 親が子供に世話になることが当たり前
という考えの人も多いような気がします。
夫のお父さん(義父)もそんな感じですね。
稼げない息子夫婦だと思っている
夫の父(義父)も本当はお小遣いが欲しいはずなんですけど、息子夫婦にそんなことは望めません。
だって、稼いでないから。
どんなに頑張ったってないものはない。堂々ということでもないかもしれませんけど。
でも、こういう時は夫の自由人な性格のおかげか、義両親自体が息子が稼げないをよく分かっているので、助かって?ます。
嫁である私が今までは稼いできたけれども、そんなに高い給料でもなかったし、嫁にだけ働かせて、悪い・・・と思ってくれる義両親だったので、まだ良かったのかもしれません。
渡さなくて済むならそれが一番です。
渡している人はいくら渡してるの?
お小遣いは、渡しません・・・と言いつつも
全然渡していなかったわけではなくはごくたまーに渡してました。
5万ウォンとか、10万ウォンとか渡してたかな?
とっても喜んでくれたのでこちらとしては渡す甲斐はありました。
たまにならいいんですけど、私の友人の中には毎月渡すという人もいます。シプモが求める額や満足する額、自分たちが渡せる額を渡しているようでした。
中には義両親にもあげてるから、日本の両親にもあげるという人もいました。このお小遣いで家計を圧迫されるのは嫌だし、それよりなによりも、
お小遣いを渡したくないのに、渡さなければならない
っていうのがストレスだと知り合いは言ってました。(義両親との関係が良くなかったので)最初からお小遣いを無理して渡そうとはせずに、渡せないなら渡せないとはっきりいうのも一つの方法です。
名節の嫁の役割はできない(フリ)
韓国で一番の嫁の大仕事といえば、秋夕とかお正月の儀式の料理作り。私も一番心配でしたが、結婚する前にこの儀式へお邪魔をし、私は料理ができないということを前もって伝えました。
それ以降、嫁は何にもできないからということで、私に料理を押し付けることはないですね。
できない嫁であることを恥ずかしく思わない
もしかしたら、料理ができないことを少しは恥ずかしいと思わないといけないのかもしれませんが、私は別に料理だけではなく、家事全般的に上手じゃなくてもいいと思ってます。
それを恥ずかしいと思ったこともありません。
そのおかげか、シプモからそのあたりのことは期待されていないので、楽です。
ただ、できない嫁になると夫が嫌がったりするので、そのあたりはきちんと夫やパートナーで話し合う必要があるかと思います。
【まとめ】嫁業、頑張りません。デキル嫁、いたしません。
もともと、自分自身がデキない嫁だと思っていたので、最初から全くもって嫁業を頑張ったことはないです。振り返れば(笑)
もちろん、義両親の人柄のおかげで楽に韓国生活できたというのはありますが、義両親が私をデキない嫁だと思っていることで、私は特にシデク関係の問題はなく韓国での生活をしました。
繰り返しですが、これは特に最初が肝心です。
結婚当初、できれば結婚前に今回紹介した「しない方式」をしていったり、できるかどうかきちんと見極めていくのも、韓国でうまく結婚生活をしていくのに重要だと思っています。
ぜひ参考にしてみてください。今回は以上です。