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チェッコリ大学セミナーに参加!韓国語語学者から見た「K-POPと言語」が新鮮すぎた!

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韓国に興味のある人
韓国に興味のある人
韓国について色んな視点からの話を聞いてみたいな~

 

トミ
トミ
最近、そんなセミナーに参加してきました!

今回参加したのはチェッコリ大学の言語学者・野間秀樹先生から見た「K-POPと韓国ドラマの韓国語の世界」の第1回目「音楽と言語」。

こういったセミナー(講義)に参加した忘備録として、また他のたくさんの方々にもこのようなセミナーに参加してほしいという思いから、今回のセミナーについても私自身の感想を書いていきます。

この内容はラジオで放送してます♪

チェッコリ大学とは?

トミ
トミ
チェッコリというブックカフェが開催しているセミナーイベントです

もう少し詳しくいうと、

チェッコリという韓国書籍専門ブックカフェが開催している
韓国についての
いろんな方向から知ることができる
セミナー(講義)

でしょうか。

いつから行われているのかは不明ですが、ここ2年ほどはオンラインで行われているようです。

というか、コロナ禍の前はオフラインで実際にチェッコリのお店でそういった講座を開いていたのでしょうが、今はオンラインで全国どこからでも聞くことができます。

私のような地方在住にとってはオンラインでこういった面白いお話を聞けるようになって、とても嬉しく感じています。

 

今回のセミナーはある意味「新鮮」でした!

トミ
トミ
正直、想像していた内容と違ってました^^;;

 

タイトルから内容を想像していたのですが、内容は想像とは全く違いました。
セミナーの詳細を今さら読み返せば…なのですが(笑)

とは言え、想像とは違っても内容はとても新鮮でした。

内容を少し紹介すると…

  • K-POPで使われる用語や歌詞についての解説
  • K-POPのMVについての野間先生の私的見解
  • 野間先生の厳選のK-POP曲
  • 美術家でもある野間先生のMVを見る視点

でしょうか。すごく抽象的ですみません。

正直に話しの脱線もあり~で、私個人的に話をまとめる力もなくて、このようになってしまいました。

ちなみに…

今回の話者である野間秀樹(のまひでき)先生とは?
言語学者、美術家。東京外国語大学大学院教授、ソウル大学校韓国文化研究所特別研究員、国際教養大学客員教授、明治学院大学客員教授などを歴任。著書に『言語存在論』(東京大学出版会)、『史上最強の韓国語練習帖 超入門編』(ナツメ社)、『韓国語をいかに学ぶか』(平凡社)、『日本語とハングル』(文藝春秋)など。韓国語による著書も。また大韓民国文化褒章、アジア・太平洋賞大賞、パピルス賞、ハングル学会周時経学術賞、現代日本美術展佳作賞など。

 

その中で私が印象に残った以下の3つについて書いておこうと思います。

  1. K-POPの流行で日本で浸透しつつある韓国語
  2. K-POPの歌詞に多くみられるボヤっと
  3. 野間先生の選曲が最新でびっくり

 

K-POPの流行で日本で浸透しつつある韓国語

やはり言語学者である野間先生のお話ですから、言語の話は外せませんよね。

もう15年くらいK-POPを聞き続けている私も自然と韓国語が身近になっていて、新鮮味がなくなっていました。そんな中、野間先生のK-POP用語の解説は、新たな気づきがありました。

例えば…

막내(末っ子、一番年下)=日本のアイドルグループではあまり重要視されないけれど、韓国のアイドルグループではかなり頻繁に出てくる
올팬(箱推し)=グループのみんなファン
영통(映像通話)=テレビ電話、オンラインでファンとの交流をする

  • 日本ではもともと重要視されない言葉や
  • K-POPでよく使われる言葉など、

確かに私の周りの韓国アイドル好きな方たちはこの言葉を普通に使ってますね。

私には特に何にも考えずに使っていますが、それがこんなにも身近で使われているというのがK-POPの凄さを物語っているのかもしれないですね。

K-POPの歌詞に多くみられるボヤっと感

私自身も神話の歌の歌詞を翻訳していて、「で、結局何が言いたいの?」みたいなことは多々ありました。

が、そのモヤモヤがここで解決しました。
K-POP好きで、歌詞が翻訳されたものなどを見ると

1文1文の意味は分かるけど
全体でははっきりとした意味が見えてこない

なんて経験あると思います。
私は多々あります(笑)ですが、実はこれ

わざとそのように作っている

とのこと。

その曲を聞いている人や
その曲のMVを見ている人

それぞれ各個人で行間を自由に読めるようにと。
だから、色んな解釈ができる。
ファン同士であーだこーだと色んな解釈を見ているのは楽しいと野間先生はおっしゃってました。

野間先生の選曲が普通に最新でびっくり

野間先生…多分、もうすぐ70歳らしいのですが、今回、分かりやすい具体的例として出されていたK-POPが最新でびっくりしました!

私が覚えている限り…

BTS (방탄소년단) – 피 땀 눈물 (Blood Sweat & Tears)
BTS (방탄소년단) – Airplane Part.2
SHINee 샤이니 – Don’t Call Me
NCT 127 엔시티 127 – Favorite (Vampire)
BLACKPINK – How You Like That
Stray Kids – 소리꾼
마마무(MAMAMOO)의 킬링보이스

こんな感じでしょうか?

もちろん、何年も前の歌を紹介されてますが…
何年も前の歌から去年(2021年)の歌まで…
これをずっと聞かれてるってことですよ!!

15年くらいK-POPに触れてる私でも追いつけてないのに。
そして、それぞれに語る内容がまた違うんですよ。

美術家でもある野間先生ですので、MVの構成や色使い、ダンスなどの話もあってですごく新鮮でした。そして、どのMVも絶賛してて微笑ましかったです。(失礼ですが…)

特に最後のMAMAMOOは聞いてほしいって言ってました(笑)

想像とは違う視点からの韓国を知りたい方はチェッコリをチェック!

トミ
トミ
色んな方向から韓国を知るとより面白いです!

 

今日紹介した内容はほんとに内容の一部で「へぇー」とうなずけるものばかりでした。
難しい話もなかったわけではないですが、具体例もあって面白かったです。

韓国のMVをただ見るだけから、ちょっと違う視点でも見れるな~とMVへの視点はかなり変わりましたし、これからのK-POPの曲についてもどのように変わっていくのか楽しみになりました。

私自身も韓国に住んではいましたが、知らない韓国もまだまだ多いです。
逆に日本に住んでても知らない日本もありますよね?

  • 韓国に関心がある
  • K-POPが好き
  • 推しが韓国アイドル
  • 韓国語を勉強中

などなど、韓国好きにも色んな韓国好きがいます。
それと一緒で、韓国に詳しい方もいろいろ。

その色々な韓国に詳しい人から韓国のお話を聞けるのがチェッコリ大学かなと今回のセミナーに参加して感じました。

  • お時間が合えば、
  • そしてお財布事情に余裕があれば、
  • チェッコリ大学のセミナーで興味のあるものが開催されれば

一度参加されると韓国をより幅広い目線で見ることができると思います。

それでは、またッ☆