こんにちは、トミヨです。
まさかの夫の腎臓がんの再発。
しかも、腎臓がん発症し、腎臓摘出してから約10年後に。
今までの経緯はこちら
2012年5月 右腎摘出術
2012年5月~2017年5月 年1回経過観察
2017年5月~2022年12月 特になにもせず
2023年1月 腎臓がん再発(骨転移)
2023年2月 腎臓がん再発放射線治療開始
2023年3月~10月 腎臓がん再発薬物療法(キイトルーダ+レンビマ)
2023年10月~ 腎臓がん再発薬物療法(カボメティクス)←この記事はココ
経過の詳しい内容については下記の記事からどうぞ。
放射線治療の詳しい内容については下記の記事からどうぞ。
キイトルーダ+レンビマの1~2クール(2023.3~2023.5)まで下記の記事からどうぞ。
キイトルーダ+レンビマの3~4クール(2023.6~2023.7)まで下記の記事からどうぞ。
7クール目:レンビマとの付き合いも上手くなってきた
どうかレンビマが効いていますようにと願いながらの7クール目。
7クール目は3週間。
なぜなら、3週間後にキイトルーダ+レンビマの効果を評価する造影CTがあるためです。
キイトルーダ7クール目(2023.9.26~10.16):初めて特に問題なくレンビマ8mgを飲めた
2023年9月26日 7回目目投与日
キイトルーダ7回目投与日。
いつも通りに採血→診察でした。
採血も若干の異常はあるものの、特に大きな問題なくキイトルーダ7回目を投与しました。
ただ、韓国から友達が来た後からずっと咳が続いていたので、
肺炎、間質性肺炎も心配だったので主治医で質問しましたが、
血液検査や今の症状からはその心配はないとのことでした。
いつもの薬にプラスして、
咳止め(トラネキサム酸)
喉のトローチ
を追加で処方してもらいました。
キイトルーダ投与後に大きな副作用はありませんでした。
2023年9月27日~10月16日 2日目~21日目
ほぼ1日おきに、レンビマ8mgを服用しました。
服用の翌日に発熱もありませんでした。
こんなに穏やかなクールは初めてでした。
キイトルーダ+レンビマの2回目の評価「増悪」
化学療法をしている方ならご存じかとは思いますが、
化学療法がきちんとガン抑制やがん治療に効果があるのかを3か月に1度、評価します。
私たちの場合は造影CTでの評価で、田舎の病院なので、
造影CTの撮影後に2時間ほど待機すればその日のうちに結果を知ることができます。
ちなみにキイトルーダ+レンビマの1回目の評価はこちら。
キイトルーダ+レンビマは効いてませんでした
造影CTの結果ですが、
・骨転移2か所(第12胸椎、右肩)→どちらも増大
・肺の転移(1か所)→増大
・右腎があった場所→増大
という結果でした。
肺の転移は小さいので視野にいれておらず、右腎があった場所の腫瘍に関しては初耳でした。そして現状維持や縮小という評価は一つもありませんでした。
実はこの造影CTをする2日前くらいから、夫本人は
「また1段階、体の状態が悪くなった」
と感じていたようです。
次の薬「カボメティクス40mg/日」へ変薬
ツラい化学療法をして効果がなければ続けても意味はありません。
ですので、次の薬へ変薬となります。
今回、変薬にあたって主治医に言われたことは、
・この2つ目(セカンドライン)の薬まではまだ希望はある
・3つ目(サードライン)からは薬はあるが効果の期待がかなり低い
・今までの状況からMAXのカボメティクス60mg/日ではなく、一段回落とした40mgから調整する
ということでした。
今まで年単位で薬の効果があって、
薬の耐性により効果が薄くなってきた方は
サードラインからも効果が期待できるのでしょうが、
私たちの場合は最初からほぼ効果がない状況のため上記のような内容になったのだと思います。
ですので、このカボメティクスが効果がなかった場合には、
効果への期待は薄いが、次の薬を試す
治療をせずに痛みなどの対症療法のみを行う
という選択肢になるかなと思っています。
夫と話し合い「終活」を始める
上記にも書きましたが、このカボメティクスが効果がなかった場合には、
効果への期待は薄いが、次の薬を試す
治療をせずに痛みなどの対症療法のみを行う
の選択を予想しています。
そして私たちは後者の選択をすると話し合いました。
何だか、
「生きることを諦めている」
という感じにも受け取れますし、正直に後者の選択はツライです。
ただ、覚悟と準備を今動けるうちにしておこうというのが私たちの出した結論でした。
結婚生活10年、夫の性格は分かっているのでこういう結論を出すんだろうなとは予想していましたが、ツライですね。
主な終活としては…
葬式はどうするか
お墓はどうするか
今住んでいる家はどうするか
私の今後について
心の準備
などを少しずつ話し合っています。
今すぐに死ぬわけではないので、焦る必要はありませんが、
それでもある程度の目安と準備はしています。
と言っても、次の薬が効いてくれるに越したことはありません。