こんにちは、トミヨです。
まさかの夫の腎臓がんの再発。
今までの経緯はこちら
2012年5月 右腎摘出術
2012年5月~2017年5月 年1回経過観察
2017年5月~2022年12月 特になにもせず
2023年1月 腎臓がん再発(骨転移)
2023年2月 腎臓がん再発放射線治療
2023年3月 腎臓がん再発薬物療法開始←今ココ
経過の詳しい内容については下記の記事からどうぞ。
放射線治療の詳しい内容については下記の記事からどうぞ。
自分たちの食生活を見直すことにした理由
夫が腎臓がんを再発し、余命の話も聞くと
人間ってもっと生きたいなと思うもの。
私たちもそうでした。
たぶん、これは何歳だろうが関係ないと思います。
もちろん、これから薬物療法などで延命治療をしていきますが、
それでも少しでも体に良いことを、治療を助ける何かをしたいと思いました。
ちなみに今までは…
肉食中心
野菜少なめ
お菓子・アイスめっちゃ食べる
何にもなければとりあえずインスタントラーメン
そんな感じの食生活でした(笑)
インスタント系は、とにかく楽にご飯を食べれるので大好きでした。
体に悪いのは一目瞭然。
ですが、この食生活のせいでガンになったとは思っていません。
なぜなら夫は…
元々、腎臓がんを発症するまでTHE健康的な生活(食事・運動・ストレスなし)をしていた
からです。
それでも腎臓がんを発症したわけですから、生活スタイルが原因ではありません。
ですが、これから治療をしていく上で食生活は見直した方が良いと思ったわけです。
「医食同源」という言葉
「医食同源」、この言葉を聞いたことはありますか?
意味は…
日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防・治療できる、とする考え方。
引用:Wikipedia
私も知ってはいましたが、病気になる前はあまり気にしてませんでした。
というか、できるだけ楽をして食べていくか?ということの方が私たちには重要でした。
食に興味がなかったからです。
しかし、人間って欲張りですね。
病気になってもっと生きたいと思うようになりました。
食べ物も薬になる、そう思うようになりました。
食生活で少しでも
薬の副作用が減ったり、
治療の助けになったり、
ガンが小さくなるのに役に立てば…
と思ったわけです。
患者の家族は第2の患者
ガン患者をサポートする機関ではがん患者の家族も患者だと言っています。
私たちの場合はガン患者は夫ですが、その家族である私も第2の患者ということです。
再発の話を聞き、夫はもともとの性格上あまり気落ちするタイプではないのですが、
私の方が心配とか不安が大きくなりました。
そして、支える私(家族)が健康でなければ夫を支えることはできません。
もちろん夫のガンが少しでも良くなるようにと始める食事療法ですが、
それは家族である私の体にとっても良いことです。
そういった理由から自分たちにできる食事療法を少しずつ始めました。
自分たちができる食事療法は3つ
私たちができそうだなと考えて始めた食事療法は下記の3つです。
- 野菜スープを摂取する
- 食べれない時にはその時に食べれるものを食べる
- 薬草茶を楽しみながら飲む
基本的に私たちは食事療法を厳格にできるタイプの人間ではありません。
もちろん長生きしたいですが、それと同時に人生も楽しみたいタイプ。
なので、食事療法を厳格にして、
食事が楽しくない
食事が美味しくない
続けられない
となったらそれは本末転倒です。
生きるために、治療するためにご飯を食べる必要があるからです。
ですので、自分たちに合った食事療法が現時点では下記の3つになりました。
具体的に見ていきます。
①できるだけ毎日野菜スープを摂取する
夫と同じようにガンの方のブログを読み漁っていた時に
このような本があると目にしました。
本の内容については別記事に書こうと思いますが、
この本を読んでみると
自分たちにもできそうな内容であり、
また続きそうな内容だったことや
野菜スープの効果に納得
することができました。
まだ現時点では分かりませんが、
これからの抗がん剤治療の際の副作用の軽減に役に立てばいいな
と思って始めました。
②食べれない時にはその時に食べれるものを食べる
放射線治療の効果が出るまでは、ガンが脊椎に触れてることによる痛みがひどく、
何かを食べれる状態ではありませんでした。
そんな状態になると…
痩せていく
体力なくなる
という悪循環に陥ります。
ヒドイ痛みはたったの1週間くらいでしたが、あまりちゃんと食べれていなかったので
何だか痩せた?と思えるほどでした。
その時に唯一食べれたものが「甘くて柔らかいもの」でした。
プリンとかヨーグルトとか。
食べれない時にこれは体力落ちていく…ヤバいなと感じたので
少しでも本人がその時に食べれるものを食べた方がよいと感じました。
一般的な体に良い悪いの判断の前に「食べれない」というのは深刻だと思っています。
夫自体はアイスクリームが大好きでこれは体調が悪い時でも食べれることが多いです。
ですので、私はアイスクリームは基本常備しておくことにしています。
③薬草茶を楽しみながら飲む
夫が腎臓がんを再発する少し前から私の趣味で薬草茶や韓方茶の勉強を始めています。
韓方茶や薬草茶を食品として、
体力アップや治療の副作用の緩和の助けになればと考え、
楽しむつもりで飲みます。
もちろん、夫の血液検査や体の状態で飲まない方が良い時には飲みません。
これはあくまでも補助であり、どこまでも補助です。
私たちの方針としては標準治療と言われる現代医学を優先しています。
それでも現代医療ではカバーしきれない
副作用の緩和などに韓方茶や薬草茶が役に立てば
と、自分が勉強していることが役に立てばと思って取り入れてます。
食事療法は続けることが大事
薬ではないから、食事療法は時間がかかると考えています。
1日2日で、今まで蓄積されてきた食事の影響がすぐに変わるとは思えません。
だけど、食事は人にとっても大事なことです。
食事を見つめ直して、今後の治療や生活に役に立つのならやっては損はありません。
ただし、時間がかかるというのがあります。
ですから各自続けてなければ意味がないと考えています。
だからこそ、自分に合った食事療法と取り入れるといいかなと思います。
【重要】食事療法はあくまでも治療の補助として
巷の本屋で「ガンを消す食事」みたいなタイトルの本をよく見かけます。
もちろん、食事を変えてガンが消える人もいるとは思います。
ですが、それは研究されたわけではなく「たまたま」だった可能性もあるわけです。
ガン治療は標準治療と言って色んな研究がされた結果を元に決められています。
それが多くの人にとって効いた治療だからです。
ですから私は基本的には食事療法はあくまでも治療の補助として考えています。
もちろん、食事療法でガンを治したいという個人の意志は誰にもとめることはできませんので、何を優先するかは各自の判断です。
私たちは治療法がある限りは現代の治療法を優先し、それのサポートになればと食事療法を取り入れていくつもりです。