こんにちは、トミヨです。
まさか…とは思っていましたが、
夫が腎臓がんになりました。
夫が腎臓がんになり、いろんな情報をもとめて検索しました。
他の腎臓がんやその他のがんの方の闘病記はとても参考になっています。
そこで、もしかしたら誰かのお役に立てるかもしれないと思い、
夫の腎臓がんの闘病記を書くことにしました。
- 腎臓がんの経過
- 腎臓がんに対する治療の記録
- がんを治療するためにやっていること
- 費用の話
などを中心に書いていきます。
この記事では夫の腎臓がんの経過について書いておきます。
経過なので、経過の状況が追加されれば追記していきます。
ただし、これはあくまでも「夫の場合」の経過です。
参考にとどめておいてくださいね^^
腎臓がんのこれまでの経過
夫の腎臓がんのこれまでの経過を一つにまとめると下記のとおりです。
2012年5月 右腎摘出術
2012年5月~2017年5月 年1回経過観察
2017年5月~2022年12月 特になにもせず
2023年1月 腎臓がん再発(骨転移)
2023年2月 腎臓がん再発放射線治療
2023年3月~10月 腎臓がん再発薬物療法(キイトルーダ+レンビマ)
2023年10月~ 腎臓がん再発薬物療法(カボメティクス)←今はココ。
詳細を書いておきます。
2012年4月 腎臓がんを発症
2012年1月に夫と出会い、交際に発展後、腎臓がんを発症しました。
まだこの時は結婚もしておらず、付き合ったばかりでした。
ご存じの通り夫は韓国人です。
旅行に来ていた夫と出会い、2~3月の間にデートをしたりしてました。
その後4月に韓国へと帰った夫。
韓国帰国後に腎臓がんと発覚しました。
夫と出会ってる間、夫は…
- 何だか疲れる
- 疲れのせいか、ドライブ中も寝てしまう
- 昼も寝てるけど夜も寝る
- 体がだるい
というような症状がありました。
基本的には疲れ知らず、昼寝もしないタイプ。
この頃から症状は出ていました。
そんなこととは知らない夫は体力が落ちたとより一層運動に励んでたりもしてました。
韓国帰国後…
それから間もなく、韓国に帰国後に症状は改善されませんでした。
私自身はまだ日本におり(2012年の8月に韓国へワーホリ予定だった)、
お互いに電話等をしていたのですが、
その際に夫から「血尿が出た」と言われました。
すぐに私が近くの泌尿器科に行くように伝え、
夫は翌日泌尿器科へ。
それからその泌尿器科にて大きな病院へ行くように勧められ、
大きな病院で診てもらったところ「右の腎臓がん」であることが分かりました。
2012年5月 右腎摘出術
この当時は日本ではなく韓国での出来事です。
私は一緒にいたわけではありませんが、毎日のように連絡を取り合っていました。
腎臓がんが分かってから最短の日時で
腹腔鏡下右腎摘出術
を行い、右腎臓を摘出しました。
実は私は元看護師、それも手術の看護師です。
腹腔鏡下右腎摘出術もついたことがありましたので、手術自体はそれほど心配していませんでした。
それよりは手術後の病理の結果です。
病理の結果はやはり腎がんですが、進行も遅く、転移もなくというところで
ステージⅠとなりました。
2012年5月~2017年5月 年1回経過観察
術後は抗がん剤治療などもなく、
年に1回程度の術後観察を5年ほどしました。
その間に1度だけ何か写ってると言われたそうですが、
次の検診の時にはなくなっていました。
5年経過した後は、6年目からは韓国では保険適用の検診にならないとかで、
夫がお金がもったいない…とかなんとかで健診は5年で終わりました。
病院からも必ず検診を!という内容はなかったと思います。
術後や病気の経過観察も国によって違うこともあると思いますが、
この時、夫には継続して検診に行くように強く言うべきだったと後悔しています。
2017年5月~2022年12月 特になにもせず
5年間の経過観察後は特に自主的に健診に行ったりとかはしませんでした。
2019年5月までは韓国に住んでいましたが、日本に移住する何か月か前に
大腸カメラ、胃カメラの健診をしましたが異常なしでした。
ただ、ぎっくり腰を何度か発症して、
ひどい時には10日間くらい動けない時もありました。
この時に腰のレントゲンを撮っていたのですが、腰椎の異常だけを指摘されました。
2019年6月からは日本に住み始めました。
夫は主夫でしたが、健康保険で実施される健診は受けていました。
特に異常はありませんでした。
ただ、2022年夏ごろから腰痛がたまに出てきていました。
持続的ではなく、痛みがたまに出てきていた感じだったそうです。
2023年1月 腎臓がん再発(骨転移)
とのことで近くの整形外科を受診しました。
実はここ1週間ほど腰というか腰に近い右の背中がずっと痛かったそうです。
その整形外科で痛みの部位のMRIを撮ったところ
大きな病院へ行ってください
と言われました。
整形外科を受診したのですが、画像や経過から
おそらく腎がんの再発が疑われる
と言われ、今度は泌尿器科を受診することになりました。
この時に腫瘍らしきものが、
- 脊椎の骨を溶かし、
- 脊椎の神経にさわっており、
- 背中やお腹が痛い
と言われ、神経痛に効く薬を処方してもらいました。
これでだいぶ背中の痛みが和らいだそうです。
この時に処方された薬は、
プレガバリン錠25mg
セレコキシブ錠100mg
レバミピド錠
の3つ。レバミピドは胃の粘膜保護の薬なので、
実質、痛みのための薬はプレガバリンとセレコキシブです。
この日の受診ではその他、血液検査、造影CTをしました。
整形外科からのコンサルを受けて、泌尿器科を受診。
泌尿器科の医師からも整形外科の医師とほぼ同じ内容を言われました。
おそらく、腎がん再発の骨転移でしょう
と思われるとのことで、まだ確定ではありませんが、治療も見越して、
この日は歯科受診をしました。
そして確定診断のために入院して生検をする必要があると言われました。
運よく、今は自営業を始めたばかりだったので翌日の入院が可能とのことで
すぐに生検のための入院をしました。
再発部位に直接、針を刺して細胞を採取し、細胞を調べるための検査のため入院しました。
生検の検査後は、2~4時間のベッド上安静が必要だったそうです。
私たちが行ってる病院ではPET-CTがないということで、紹介された病院でPET-CT検査をしました。PET-CT検査は保険適用での検査でも3万円以上かかるのでびっくりしました(笑)
おそらくが、予想どおりで「腎がん再発の骨転移」という結果でした。
主治医いわく、
- 平均余命は3~4年
- 延命のための治療をしていく
- お薬を使ったとしても延命できるのは数か月
- がんが消えることはほぼない
- あったとしてもかなり可能性は低い
- 抗がん剤治療はがんがなくなるまでやる
- 進行は遅い方なので
- 悲観的に考える必要はない
ということでした。
ということで、この日から治療を開始することになりました。
治療に関しては別記事にします。
経過が追加され次第、追記します。
主治医の先生も言ってますが、
がんがなくなる可能性は低い=がんと共に生きるしかないわけです。
ですので、これからもこのガンについての経過は続いていきます。
経過が更新され次第、ここにも追記していきます。
それでは、またッ☆