韓国に住んで6年経ち、今年の夏で7年目になりました。
ですが、永住権は持ってませんでした。
さらには日本へ移住が決定しているので、なおさら、要らないはずなんですけど・・・
ここに来て、やっぱり永住権持っておくのがいいんじゃないか?
という考えになりました。
今回は私が、どうして永住権取得を目指したのか?についてを書いておきたいと思います。
永住権なくても継続して韓国に住むことはできる
永住権を取得する前は韓国で結婚移民ビザ(F-6)で滞在していました。
もちろん、韓国人と結婚したからです。
実のところ、ぶっちゃけ、別に永住権を取らなくても、夫と離婚とか死別とかない限り、今のままで韓国に滞在することはできます。
多分、離婚や死別となっても韓国で生きていくことが必要であれば、永住権なくても韓国に住むことができると聞いています。
永住権は別に取らなくてもいいんじゃないの?
はい。その通りだと思います。
私も夫も何か月か前までは永住権は必要ない派でした。
現に、私の周りの在韓日本人(日韓夫婦)の方も私よりも長く韓国に滞在しながらもずっと結婚移民ビザのままで永住権を持っていない方もいます。
韓国の永住権を取るメリットは?
メリット・・・なんでしょうか?私が考えうる限りだと以下の通りになるかと思います。
**
①に関しては少し前まで更新がなかったんですが、法律が変わって10年に1回になったと聞きました。
②については、永住権取得後3年(だったかな?)を経てから可能。
➂は最後に韓国を出国してから2年間は再入国申請は要りません。
2年以上、韓国を離れるなら再入国申請が必要です。
また、結婚移民ビザの場合、この➂が1年です。
④についてはあんまり考えたことはないですが、結婚移民ビザのままよりも、色んな面で楽だと思います。特にビザ更新時とか。
これぐらいでしょうか??
一番のメリットさえもメリットではなくなった!?
私の場合ですけど、この永住権を取っての一番のメリットは、ビザの更新が10年に1回でよくなるということだと思います。
今までなら永住権を持ってしまえば、ビザ更新が必要なかったので、これが最大のメリットだったんですけどね。(過去形・・・残念。)2018年9月ころより、永住権も10年ごとの更新になりました。
でも、あの嫌な出入国管理事務所に10年に1回行けば済むと思えばメリットはある方ですが(笑)それさえも気にならなければ、特に韓国で永住権を取るメリットはないような気もします。
申請や更新の費用の面で見たら、さらに永住権を持つメリットも減るかと思います。
結婚ビザは子供がいれば最長3年、いなくて最長2年もらえます。
新婚の場合は、はじめは1年ごとの更新ですが、そのうち2,3回と更新すれば2年もらえます。
私の場合は2年をもらえていたので、6~7回更新してやっと永住権申請と同じくらいの値段になりますね。年数に換算すると12~14年で、こう見ると永住権のメリットないですね^^;;
しかも、この永住権の申請・・・はっきり言って面倒です、書類とか。
もちろん、日本とか他の国に比べたら簡単な方だとは思いますけど。
どうして永住権の取得を目指したのか?
はっきり言えば、日本に帰るからです。
矛盾している感じですよね。冒頭でも言いましたけど、日本に帰るなら要らないんじゃないか。はい、全くもってその通りでございます(笑)
ですが、日本への移住&韓国人夫がいるから、
- 2年に1回の更新ができない可能性がある
- 夫の家族が韓国にいる
- 夫の家族の介護をする可能性も無きにしもあらず
- 私名義の財産も残していく
という理由から永住権取得を目指すことにしました。
特に①が大きな理由になりました。結婚移民ビザの更新した際に完全予約制になっており、更新に行くのがとっても大変でしたし、この結婚ビザの取得も面倒でしたので、これをなくすのはもったないと考えました。
それから更新を2年に1度、更新時期に合わせて帰国しなければならないというのがとても負担になる気がしてきました。
取っておけるなら取っておきたいというのが正直な心情でした。
まとめ:取れるものなら取っておいても損はなし!
だと思ってます。
申請自体はとても大変ですが、そこさえ乗り越えれば色々楽になるわけですから、一度永住権申請について検討してみるのもアリかと思います^^
ちなみにこの情報は私が調べたものですので、最新情報等、確実な情報はご自身でお確かめください^^