こんにちは、トミヨです。
以前、仁川空港でのチェックインする方法として「セルフチェックイン」と「自動手荷物預けサービス」について書きました。
が、実はもう一つチェックインする方法があります。
それは、「都心空港ターミナル」を使うという方法です。
今回はソウル駅での都心ターミナルについて書いておきます。
韓国(ソウル)旅行者は使わない手はない「都心ターミナル」での事前搭乗手続き
知っている人も多いけど、知らない人も多いです。
もう結構前からソウル駅都心ターミナルの制度ってありますが、まだまだ知らない人も多いですね。
私の友達も知らない人が多いです。リピーターの友達はもちろん知ってますが。
ソウル駅とCOEX(一時停止中)の2か所あります!
都心空港ターミナルはソウル駅だけじゃなくて、江南にあるコエックスにもあります。
*コエックスは運営を一時中断中らしいです。(22.12現在)
私は江南の方は利用したことないですが、システムは大体同じなようです。
今回はソウル駅都心空港ターミナルについて詳しく書いていきます。
都心空港ターミナルでは搭乗手続き、出国審査ができる!
本来なら空港でやるべき、搭乗手続き、出国審査をソウル駅でします。
出国審査までしてしまいますが、そのあとに時間まで観光することはできます。
ソウル駅都心空港ターミナルのメリットは大きく3つ!
メリットは3つですが、そのメリットが旅行者にとってはかなり大きなメリットです。
◆ほぼ並ばずに搭乗手続き、出国審査ができる
◆ギリギリまで観光可能
◆スーツケースなどを持たずに観光できる
一つずつ書いていきます。
ほぼ並ばずに搭乗手続き、出国審査ができます
ソウル駅都心空港ターミナルは利用客が基本あまりいません。
もちろん、いつもガラガラなわけではありませんが、基本的には空いてることが多いです。あくまでも私の感覚ですが。
ただ、仁川空港と比べれば、人はかなり少ないです。
以前のセルフチェックインの記事で書きましたが、仁川空港の利用者数は年々増加しています。その分、空港は混雑しているわけです。
しかし、都心空港ターミナルは仁川空港のようにすごく混んでいるということがありません。
待つ時間も旅行の一環と考えれば、少しでも待つ時間が短い方が最後まで旅行を楽しむことができますよね。
ギリギリまで観光できる!
ソウル駅都心空港ターミナルで搭乗手続きと出国審査をした場合は、
仁川空港には基本的には出発の1時間前に行けばいいんです!
ソウル駅都心空港ターミナルで搭乗手続きと出国審査を受けているので、
空港に2時間前に行く必要がないです。
なので、少しだけのんびりと最後まで韓国を楽しむことができるということですね。
スーツケースなどの荷物がなく身軽になる
搭乗手続きの際に預け荷物は預けてしまうので身軽になります。
ホテルチェックアウトしてから、スーツケースをゴロゴロしながらの観光は大変なので、
そういった意味では助かります。
ソウル駅都心ターミナルでの事前搭乗手続き~出国までの流れ
ソウル駅都心空港ターミナル利用の流れを書いておきます。
*江南COEXの都心空港ターミナルとは利用方法が少し違いますのでお間違えなく。
①出発の3時間半前までにソウル駅都心ターミナルへ行く
➁直通列車のチケットを買う
➂搭乗手続きをする
④出国審査を受ける
(*時間があればソウル市内観光)
⑤(直通列車で)仁川空港へ行く
⑥仁川空港の出発ロビーの専用通路から出国エリアへ入る
①出発の3時間半前までにソウル駅都心ターミナルへ行く
フライト時間の3時間半前までにソウル駅都心空港ターミナルへ行きます!
航空会社によっては3時間前までOKなところもありますが、余裕をもって3時間半前までに行っておくのがよいと思います。
当日のフライトに限られていますが、3時間半前までならいつでも搭乗手続き可能です。もちろん、都心空港ターミナルの運営時間内に限りますが。
ですので例えば…
19時のフライトの場合は15時半までならいつでも搭乗手続きOK
ということになります。なので、
17時くらいの仁川空港行きの直通列車に乗るまで、ソウル市内観光
といった旅行日程が可能ということです。
➁直通列車のチケットを買う
ソウル駅都心空港ターミナルを利用する場合は
必ず直通列車のチケットを購入しなければいけません。
搭乗手続きの際に直通列車のチケットをチェックされます。
出発の1時間前までには仁川空港へ到着するように切符を購入
直通列車の切符を購入する際には、何時の列車に乗るのかを決めておく必要があります。
仁川空港へいつ行くのかは、各自違うため自分で決めなければいけません。
最低でも空港へは1時間前には行っておくのがいいと思います。
*混雑期は1時間半前がおススメ。
切符売り場の人は時間を教えてはくれない
列車の時間は自分で決めるしかないです。
何度か切符売り場の人に空港に着く時間を確認しながら切符を買おうとしたのですが、
「責任が取れない」ということで自分で時間を決めろと言われました。
当たり前ですね。
ただ、バスと違って列車はほぼ時間通りなので、切符の購入はしやすいと思います。
➂搭乗手続きをする
各航空会社のカウンターで空港と同じように搭乗手続きをすればOK!
都心空港ターミナルだからと特に変わったことはしません。
ただし、直通列車の切符を確認されます。
④出国審査を受ける
搭乗券とパスポートを持って、出国審査を受ければOK!です。
ほぼ並んでないので、あっという間に終わります。
ちなみに出国審査は朝7時からで、朝7時前には出国審査を受けることができず、空港での専用通路も使えません。(←実体験ですw)
搭乗手続きのみだと都心ターミナルで搭乗手続きをするメリットは特にないので、
直接空港へ行く方がいいかもしれません。
⑤(直通列車で)仁川空港へ行く
搭乗手続き&出国審査後に列車までの時間があれば、ソウル市内を観光します。
その後に列車の時間までに…もしくは別に直通列車じゃなくてもいいけど、
フライト時間の1時間前までに仁川空港へ行きます。
直通列車の切符は購入必須なので、直通列車と書いてますが、
別に直通列車で行く必要はないです。
ですが、直通列車に乗らなかったからといって払い戻しはしてくれませんけど。
別料金で払うことにはなりますが、バスや直通ではない空港鉄道で空港へ行ってもかまわないということです。
出国手続きまでしたからと言って、すぐに空港へ行かなければいけないということではないということです。
直通列車へ乗る時は時間の余裕を持って
直通列車のホームへ行くにはエレベーターを利用するしかないので、
エレベーターが混むと出発時間に間に合いません。
以前、出発時間ギリギリで切符を購入して直通列車に乗ろうとしたら、
エレベーターの前に並んでいる人が多くて、危うく出発時間に乗り遅れそうになりました。
エレベーター以外では直通列車へのホームへ行くことができないようになっており、
しかも地下2階から地下7階の5階分を行ったりきたりしているので、
かなり時間がかかります。
何事にもですが、時間の余裕は大事です。
⑥仁川空港到着後、出発ロビーの専用通路から出国エリアへ入る
仁川空港到着後、出発ロビーの専用通路から出国エリアへ入り、
手荷物荷物検査をした後に出国審査が終わってることの確認をして出国エリアへと入っていきます。
ここで注意なのは空港でチェックインした人たちが使う通路ではなく特別な専用通路を使うことです。特別な専用通路は普通に出国エリアへと入っていく通路の近くにありますのでよく探してみてください。
先ほども書いたように仁川空港(特に第1ターミナル)は基本混んでいます。
ですので、出国ゲートに入るのも並ぶし手荷物検査も並ぶし出国審査も並んでます。
それを解消してくれるのが特別な専用通路です。
事前搭乗手続きや事前の出国審査をしているからこそ使えます。
すべての航空会社が都心ターミナルを使えるわけではありません
残念ながら、すべての航空会社、路線で利用できるわけではありません。
江南とソウル駅でも利用できる航空会社が違ってきますが、ここではソウル駅都心空港ターミナルでの利用可能な航空会社を記載しておきます。
<利用可能な航空会社>
〇大韓航空 〇アシアナ航空 〇チェジュ航空
〇ティーウェイ航空 〇イースター航空
*上記航空会社の中でも利用できない路線もあります。
基本は韓国系の航空会社になります。ここに共同運航とか入ってきた場合にはややこしくなりますので、ご自身で公式HPで確認してください。
韓国人は都心空港ターミナルをあんまり使わない
韓国の人は都心空港ターミナルを使うメリットが少ないんですよね。
◆家から直接、車やバスで空港へ行く人が多い
◆3時間も前に都心ターミナルに行かないといけない
車を持っている人も多いですし、家の近くからリムジンバスで空港まで行く人も多いです。
わざわざソウル駅に立ち寄っていく方が面倒ですし、
しかも韓国の人は家から出発するので3時間も前にわざわざ都心ターミナル行く必要がないし、ソウルを観光する必要もありません。
ですので、基本的にはソウル駅都心空港ターミナルは外国人が多く利用しています。
そのため人が少ないというのもあるのかもしれません。
デメリットはある?
良いことばっかり書いてますが、デメリットもあります。
ソウル駅都心空港の場合ですが、上記2つになると思います。
ただ、そこまで大きなデメリットにはならないと考えています。
まとめ:ソウル駅を介して、仁川空港に行くなら使う方がよい!
どうせソウル駅に行くなら、ソウル駅都心空港ターミナルを使わない手はないと思います。
搭乗手続きや出国審査もスムーズにできますし、
ギリギリまで韓国を楽しめるという点においては魅力的なシステムだと思っています。
韓国へ旅行で来られる場合には知っておいて損はないです!
それでは、またッ☆