こんにちは、トミヨです。
韓国ソウルでの約7年の生活の後に、韓国人の夫と日本の田舎へ移住しました。
私の場合は、
- 海外⇒日本へ移住
- 日本⇒田舎への移住
という2つの移住をしなければいけませんでした。
今回は②田舎への移住をした時のお話です。
田舎への移住を前にして浮かんだ疑問として、
- 田舎移住をどう進めたの?
- 田舎へ移住するのにどれくらいの時間がかかるのか?
- もしくは他の人はどれくらいの時間をかけて田舎へ移住をしたのか?
ということでした。
そこで今回は上記の私が田舎移住前に思った疑問について、実際に私の場合はどうだったのか?について書いておこうと思います。
移住決意から移住完了までの期間は2年半
海外からの移住というのもあって、日本への移住期間も含めてます。日本への移住を考えながら田舎へ移住しようと決意したので、2年半という期間になっています。
移住のスケジュールとして下記のような感じです。
2017年4月末:韓国で住んでいた家が売れ、日本の田舎への移住を決意
2017年9月末:2年後の移住を決意して、賃貸へ引っ越す。(韓国)
2018年7月末:韓国で働いていた会社を辞める
2018年11月:韓国での永住権を申請する
2019年1月:韓国での永住権を取得する
2019年2月:日本で夫の配偶者ビザを申請する
2019年4月:夫の日本の配偶者ビザを取得
2019年6月末:日本へ移住する(とりあえず私の実家へ)
2019年7月末:日本の田舎で家探しを開始
2019年8月始め:田舎で良い家を発見
2019年9月始め:不動産契約
2019年10月末:田舎へ引っ越し完了
ところどころ期間が空いてますが、その期間には
などど色々なことを考えたり調べたりしていました。
実際に動いた期間は、4か月ほど。
とは言え、実際に田舎へ移住するための期間は4か月ほどであって、残りは日本への移住や自分たちが望む田舎暮らしはどういった感じなのか?を調べたり、夫と話しあったり検討したりしてました。
実際に動いた期間は下記の青い部分です。
2017年4月末:韓国で住んでいた家が売れ、日本への移住を決意
2017年9月末:2年後の移住を決意して、賃貸へ引っ越す。(韓国です。)
2018年7月末:韓国で働いていた会社を辞める
2018年11月:韓国での永住権を申請する
2019年1月:韓国での永住権を取得する
2019年2月:日本で夫の配偶者ビザを申請する
2019年4月:夫の日本の配偶者ビザを取得
2019年6月末:日本へ移住する(とりあえず私の実家へ)
2019年7月末:日本の田舎で家探しを開始
2019年8月始め:田舎で良い家を発見
2019年9月始め:不動産契約
2019年10月末:田舎へ引っ越し完了
前半部分は海外から日本への移住というスケジュールだったので、後半部分が田舎移住のスケジュールとなっています。
【結論】田舎への移住は短期間でもできる!
実際に動いてみた感想としては、
ということでした。
ただ、これは「実際に動いた期間」という視点だけで見ているので、動く前の考える時間があっての結果かなと思ったりもします。
とはいえ、「失敗してもいいから思い立って即行動」で田舎移住というのも可能な話ではあるということです。
行動する人よりは田舎移住を検討している方へのアドバイスとして、私が実際に行動に移す前にやったことを書いておきます。
【田舎移住の準備①】ネットでの情報収集と下調べ
海外に住んでいたこともあって、頼れるのはネットだけ。ガンガン調べまくりました^^;;
田舎移住しても事前情報が薄いと「思ってたのと違った…」という結果になりやすいというのは当たり前かなと移住した今ではそう思います。
なぜなら情報が少なかったり薄かったりで、自分が理想とする田舎暮らしを具体的に想像できないからです。
私はできないですね・・・。
自分の理想とする生活を想像・想定するにも情報というのは必要だということです。
最近は田舎暮らしの酸い情報も甘い情報も盛りだくさん
最近では田舎移住や地方移住に力が入っているので集めようと思えばたくさんの情報を集めることができます。
私のような田舎暮らしのブログを書いてる人もたくさんいます。そこでは田舎暮らしの良いことも悪いこともたくさん書かれてあります。
私もいろんな方のブログなどを参考に、私のしたい田舎暮らしはどんなんだろう?とたくさん想像をし、夫と話し合いをしました。
気になったら足を運んでみるのも大事
ネットだけでなく、旅行がてら自分の興味のある地域に行ってみたり、お試し滞在、空き家バンクを利用した物件見学もやりました。
自分たちがここだと思った地域に行ってみたんですが、実際に足を運んでみると
と考えなおしたりもしました、
他の移住経験者がよく言う「事前に下調べをしておけばしておくほど、その地域について詳しくなったり住人と仲良くなったりするので、田舎移住の失敗の可能性は低くなります。」というのはこういうことなんだと身にしみました。
地方へ足を運ぶというのはなかなか難しいですが(私も海外から帰省がてら行ってましたし)、それでも足を運んでみるとのそうではないのでは全く違うというのは経験談です。
【田舎移住の準備②】自分が望む田舎暮らしをきちんと想定しておくこと
私はこれが一番重要だと思います。
田舎と一言で区切っていますが、その幅はすごく広いです。
例えば、地方都市と呼ばれるところから山の中のポツンと一軒家まですべてを田舎と呼んだりしています。
だからこそ、自分がどんな田舎でどういう風に暮らしたいかをある程度きっちり固めてから田舎移住を検討していくことというのはとても重要になってくると思います。自分の想定とかけ離れた田舎に住んでしまえば田舎暮らしの失敗へとつながるからです。
ではどんなポイントで田舎暮らしを想定すればいいのか?
田舎暮らしを想定する上で考えるポイント
私が田舎移住で検討しまくったポイントは以下の通りです。
- 暖かい地域?寒い地域?雪は大丈夫?
- 山?海?
- 実家からの距離は?帰省に支障はない?
- 知り合いはいなくても大丈夫?
- スーパーまでの距離は?時間は?
- 市街地までの距離は?時間は?
- どんな仕事をする?農業、漁業、林業、自営業、サラリーマン?
- 職場がありそうな街までの距離は?時間は?
- 学校は?
- 一軒家?アパート?
- 賃貸?持ち家?
- 車は必須の場所?
- 家庭菜園はしたい?広さは?庭は?
- 住む集落の人口は?
- お隣さんはいる?いない?
- 自治会の活動はどれくらいなら許容範囲?
- 虫、動物は大丈夫?
- 田舎暮らしを過程した時の1日の過ごし方は?
- 休みの日は何をする?
こんな感じで考えていました。
とは言え、かなり多くてこんなの想定できないというのも分かります。
【現実】全部の条件を満たすのは無理。優先順位もきちんとつけておくのは大事
この中でも自分の田舎暮らしで絶対に譲れないポイントを定めておくといいと思います。
<私の場合>
・市街地までは車で30分以内の場所
・すぐ隣にお隣さんがいない家
・良い家が見つからなければ気になる街に賃貸で住んでみる
・一番近い市街地は自分が就職できる仕事が見つけれるくらいの規模
こんな感じでした。
上で上げたポイントすべてを明確にする必要はなくて、絶対に自分が譲れない田舎暮らしのポイントを把握しておくことは重要だと思います。
そして、それ以外の優先順位の低い条件は満たされなくてもOKで、条件に合えばラッキーだと思うことも大事かなと。
すべての条件が満たされる場所なんてのは、現実的にない、ですし、見つけられるとしても早々には見つけれないからです。
【つまり】移住は短期間で可能。下準備は丁寧な方がよい。
「移住」という行為自体は短期間で可能です。
ただ、そこに「失敗したくない」というのをつけるのであればある程度の下準備という名の下調べをしておくのが大事かなと思います。
とは言え、下調べや心の準備ばかりしていてはいつまで経っても行動に移せないというのはあるので、実体験から期限があると移住を進めやすいと思います。