【田舎で中古住宅を購入談⑪】見落としがち！浄化槽も契約前に確認・整理が必要！

こんにちは、トミヨです。

田舎移住で中古住宅を購入しました。
中古住宅の購入に関しては大幅、大満足ですが、一つだけ見落としポイントがありました。

そして、もしかするとかなりの損額を負ってたかもしれません。さらに、

というのが私が実際に中古住宅購入前に考えていたことでもありました。

実際に購入した今だからこそ、ここはちゃんと見ておけよ！というポイントである「浄化槽」について書いておこうと思います。

 

「浄化槽」の事前知識と確認を怠ったので損しました…

「中古住宅の失敗しない買い方」や先人たちのブログを見ても、ほとんど書かれてないのが、「浄化槽」です。

なので、私のような不動産素人は確実に見落とすポイントであり、そして実際に見落として、損をしました。

損した内容としては・・・

実は、浄化槽は「浄化槽の種類」や「前家主の使い方」によっては高額な修繕費がかかったりもするのです。

今回、浄化槽について私が知らなかったことは下記のことでした。

詳しく書いていきます。

①不動産引き渡しの前に前家主に浄化槽の清掃を依頼する

不動産引き渡し前に前家主に再度、浄化槽をキレイにしてもらう必要があったそうです。

これは、中古住宅へ引っ越し後に浄化槽の契約をする際に、浄化槽の業者から話を聞いた内容でした。

そんなことは全く知らず、不動産屋すらも教えてくれない内容でした。確かに、物件の引き渡しが終わったら、不動産屋はさよならバイバイですから…

なので、最初に一度、浄化槽をキレイに清掃をするために2000円ほど払いました。
その後から自分たちの使用分で清掃・管理費を支払っているような状況です。

2000円くらいと思うんですが、納得して2000円払うのと知らなくて2000円払うのは気持ちの問題で何だか悔しいなと…(心が狭くて申し訳ありませんｗ)

【余談】浄化槽代はどれくらいかかるの？

業者ごとで違うようですが、私の浄化槽の場合は年間で24000円ほどかかります。

私の業者の場合は、
月払いでもOK
年一括でもOKで、
年一括の方が少し安くなるので、年一括で払ってます。

都会は上下水道代として支払うことが多いと思いますが、田舎の一軒家は下水道が完備されてないので、ほぼ浄化槽が設置されています。

なので、浄化槽の代金なども中古住宅を購入する時に確認しておくとよいと思います。

②浄化槽には種類がある

浄化槽には「単独処理浄化槽」と「合併処理浄化槽」の2種類があります。

簡単に違いを書くと・・・

というわけで、私の家ももれなく「単独処理浄化槽」です。これの何が悪いのかというとのちのちに合併処理浄化槽へ切り替える必要が出てくるということです。

合併処理浄化槽へ切り替えるには、お風呂場や台所などの排水菅を浄化槽へ引く必要があるので大工事になります＝「お金がかかる」というわけです。

➂浄化槽にも耐用年数がある

だいたい20～30年ほどらしいです。これは種類は関係なくこれくらいらしいです。

ただ、中古住宅です。もう20～30年ほど浄化槽が使われているという状況からスタートするわけですから、

 

④浄化槽の修繕には補助金をもらっても高額な費用がかかる

補助金をもらって自費で50万円以上を負担しなければならないというのが浄化槽です。

浄化槽の大きさなどにもよると思いますが、

そして、

自治体の予算で行われるためです。

【余談】私の家の浄化槽の買い替えをする場合の費用は？

私の家の浄化槽は「単独処理浄化槽の7人槽」ですので、これを「合併処理浄化槽の7人槽」に付け替える場合の費用を調べてみました。

決して、安くはないですね＾＾;;

補助金が出るうちに入れ替えをしたいところですが、高額な費用を出せないので未だ出来ずにいます(悲)

完全に見落としてしまう浄化槽も不動産購入前にきちんと確認を！

繰り返しですが、私は浄化槽で少し損をしました。
損した内容は以下のとおり。

この部分で損しました。

浄化槽の入れ替え、もしくは使用年数が短いということで少しでも物件の値引き交渉に使えたかもしれない…というのは大きな損です。

というわけで、田舎での中古住宅購入の場合はほとんど必ずと言っていいほど、下水道ではなく浄化槽のお家です。

修繕などにも費用がかかります。浄化槽の確認はお忘れなく。