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【田舎で中古住宅を購入談⑫】「境界確定測量」は必ずやるべき。【隣人トラブル防止のため】

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こんにちは、トミヨです。
田舎移住とともに田舎の中古住宅を購入し住んでいます。

田舎で中古住宅を購入する際に、

 

中古住宅を買おうと思ってる人
中古住宅を買おうと思ってる人
中古住宅を購入したいと思ったけど、気を付けることがあるかな?

 

と思うことが多々あると思います。

今まで、中古住宅購入のリアル談を書いてきていますが、今回も重要な部分である【境界確定測量】について書いておこうと思います。

【田舎で中古住宅を購入談⑤】中古住宅を購入する前にチェックしておくべきポイント! こんにちは、トミヨです。 韓国ソウルから韓国人夫とともに日本の田舎へ移住しました。移住とともに築25年の中古住宅を購入し、...

 

田舎で中古住宅を購入するなら「境界確定測量」はやっておくべき。

のちのちの土地に関連する隣人トラブルを防止するためです。

田舎の中古住宅を購入してみて分かったのですが、田舎の土地の境界線の感覚ってかなりアバウトです。

おばあちゃん、おじいさんからそう伝え聞いているというレベルもあります。

GPSにてきちんとした境界の測量をしてない場合も多々で、

田舎の老夫婦
田舎の老夫婦
あそこの木が隣との境界だよ

ってこともあります。

実際に私が中古住宅の内見をした時に住人の方からそういう風に説明されました。
だからこそ、境界確定測量はやっておくべきだと考えています。

境界確定測量が安心な理由は【隣人さんの承認印も必要だから】

隣人さんも承認し、印鑑まで押された境界線なのでのちのちの土地トラブルを回避できます。

そもそも「境界確定測量」とは…

売り主だけで行うものではなく、その土地に接する隣人・役所等の方に立ち合ってもらい、境界を確認してもらうものです。

ですので、土地に接する隣人の方すべての承認印が必要なので、土地トラブルが起こりにくく、土地の境界に関しては安心することができます。

逆に境界確定測量で隣人トラブルまで分かる可能性も!

隣人との土地トラブルが事前にあれば境界確定測量が難しくなるので、事前に隣人との土地トラブルについて知ることができます。

隣人が曲者だった!ということが境界確定測量で分かる可能性がありますね。
そういう場合は住みたくなければ、お家の購入を遠慮することもできますね。

境界確定測量について言及するタイミングは?

タイミングは人それぞれかもしれませんが、私の場合は「買付申込み」をする時に条件の中に盛り込みました。

購入しようとする中古住宅の状態にもよるとは思いますが、私は不動産屋の担当さんから境界確定測量の内容を盛り込むように言われ、買付申し込みの条件に盛り込みました。

買付申し込みについては下記にて少し触れているので参考にしてみてください。

【田舎で中古住宅を購入談⑥】不動産契約の流れは?簡潔に書いておくよ! こんにちは、トミヨです。 田舎移住とともに中古住宅を購入し、今現在、中古住宅に住んでいます。 もちろん、「お家を買う...

 

【悲報】境界確定測量は売り主の負担が大きい

買主にとってはすごく大事な「境界確定測量」ですが、売り主にとってはかなり負担が大きくなります。なぜなら、すべての隣人に立ち会ってもらう必要があるからです。

立ち会いのために人によっては謝礼を払うこともありますし、境界確定測量自体が土地家屋調査士にも依頼をしなければならず、別途費用がかかります。

私が調べたところ約20万円ほどかかるとの話もありました。

なので、売り主さんに金銭的余裕がない場合などは断られる可能性もあったりするようです。

【リアル】境界確定測量のために、値切り不可でした(泣)

前述したように、買付申込書を申請するときに境界確定測量の条件とともに値引き交渉もしたんですが、あえなく撃沈しました。

その理由が「境界確定測量」のためでした。

確かに、約20万円も費用がかかるのなら仕方ないかな…と思ました。
値切りできないと言われた時に「境界確定測量」しない方がいいかなー?とも考えたのですが、今となっては境界確定測量をやっていて良かったと思っています。

【ちなみに】境界確定測量をして土地の面積が変わっても家の値段はそのままでした

境界確定測量は物件の引き渡しまでに行う必要があります。

ですので、境界確定測量をするのは不動産契約後に行うことが多くなります。
では、不動産契約時はどうするのか?というと登記簿等に記載されている面積にて契約をします。

すなわち、境界確定測量がきちんとされた面積が契約時の面積と異なることがあるということです。広くなったり、狭くなったりするわけです。

とは言え、もう契約も済ませているので、今更、土地の面積が違うから金額を変更しろというのも無理な話。ですので、境界確定測量にて面積が変わっても契約時の金額にて売買はすすめられます。

【実例】住んで分かった!実は土地のトラブルがあったんです!

実は中古住宅を購入後に住ん始めてから、前住人さんが土地トラブル問題を起こしていたということを知りました。

内容は…

前の住人さんが勝手に境界線の杭を動かした

というもの。

それぞれの立場があるので、お互いの意見は食い違ってましたが、境界確定測量をせずにそのまま家を購入したら大変なことになってたんじゃないかとヒヤヒヤしましたね^^

前住人さんとの土地トラブルがあったとしても、きちんと境界確定測量をして承認を得ているで私たちは特に問題はなかったです。

境界確定測量をしてなかったら、売り主から言われていた境界線は実は違ってたってことになりますからね。

まとめ:田舎の境界線はあやふや。境界確定測量は必須!

繰り返しですが、田舎で中古住宅を購入する場合には境界確定測量については必ず不動産に伝え、売り主と話し合ってください。

特に、今までは一度も他人に物件を売買したことのない場合は境界確定測量をしたことがない場合がおおく、土地の境界線があやふやになっています。
あやふやなままにしておくとのちのちのトラブルにもつながります。

これから中古住宅を購入したい方は境界確定測量についてしっかりと確認してみてくださいね!

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