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【田舎で中古住宅を購入談⑤】中古住宅を購入する前にチェックしておくべきポイント!

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こんにちは、トミヨです。

韓国ソウルから韓国人夫とともに日本の田舎へ移住しました。移住とともに築25年の中古住宅を購入し、今は中古住宅暮らしを楽しんでいます。

そんな私も中古住宅購入を進めながら、

「本当にこの家を買って大丈夫だろうか?」
「でもこのお家、気に入ったしな…。」

という二つの感情の間で揺れ動きまくりました^^;;

それくらいお家を買うという行為が身近ではなく、ほとんどの人は一生に一度あるかないかくらいの経験です。その大事な買い物を失敗しないために、私は確認するべき項目をすべてチェックし、その項目が納得できるものかを確認してからお家購入を進めました。

今回は中古住宅購入においてチェックしておくべき項目について書きます。別記事では中古住宅のお家に関するチェック項目でしたが、今回はそれ以外でチェックするべき項目です。

【田舎で中古住宅を購入談④】失敗しないために素人でも確認できる内見ポイントは? こんにちは、トミヨです。 田舎移住とともに築25年の中古住宅を購入し、今現在住んでいます。 中古住宅購入でいろいろ調べる...

チェックしておくべき項目は大きく4つ

以下の4つです。結構大事な項目かと思います。

  1. なぜ売るのか?
  2. 周辺状況は?
  3. 瑕疵担保責任は?
  4. 固定資産税はどれくらいかかる?

購入を進めるに至る価格交渉だけでなく、購入後の生活にかかわるものもあります。

一つずつ見ていきます。

チェック①:なぜ売るのか

これは価格交渉をする上で大事です。

特に、

相続を放棄したいから
親が住んでいたけどもう住まないから

など急いで売りたい理由があると価格交渉しやすくなります。

お家が売主にとってお荷物なら好条件

お家って管理したり、人が住まないと廃れていき、どんどん売れなくなります。

さらに、売れない家でも持っているだけで固定資産税という税金を払わないといけません。さらには住んでもいない家で家事など起きたらもっと大変!

だから手放そうという人もいるというわけです。

そんな売主さんは一刻でも早く家を売りたいと思っているので値下げ交渉に応じてくれる可能性があります。なので、とりあえずなぜ売るのか?はチェックしておいて損はありません。

チェック➁:周辺状況は?

「お家を買う=そこに住み続ける」わけです。ですから安易に引っ越しなどできません。

家という建物が良質かも大事ですが、その周辺もそこで生活していく上では欠かすことのできない大切な部分になってきます。

だからこそ、以下のような周辺状況もきちんとチェックしておく必要があります。

  • 各ハザードマップの確認
  • 近隣状況の確認
  • ゴミ置き場の確認
  • 自治会の活動

ハザードマップについては各自治体のHPに記載されてたりするので、要チェックです。
土砂崩れ警戒地域、津波警戒地域、洪水危険地域などなど…

ちなみにうちは土砂崩れ警戒地域です。これはちゃんと知った上で購入しました。担当の不動産がきちんとしていたので、この情報もきちんと私たちに話してくれましたが、教えてくれない不動産もいるので自分で情報を収集するというのは大事です。

内見時以外にもう一度その地域に足を運んでみる

内見時では見えなかったことが見つかる可能性があります。

例えば夜。
実はすごく暗い地域だったり、家の前に路駐をする人が多かったりがあるからです。

めんどくさいけど、もう一度行って周辺状況を確認するのは大事です。

【田舎の場合】自治会は聞いておいた方がよい⇒情報はかなり少ないけど

田舎では自治会の活動が盛んなところもあります。

地区のイベントが多かったりするとその都度参加しなければならず、参加できなかったりすると住んでいる地域で村八分みたいなことになる可能性もあるからです。

お家は気に入ったけど、自治会が…と他のことで悩むのも大変です。なので、自治会情報はとても大事なんですが、残念ながら

田舎の自治会情報ははっきり言って「ない」ところがほとんどです。私もちらっと聞いたくらいでした。

田舎移住を進めている地域ではこういった自治会の活動情報を出してほしいなと願うところではありますね^^;;

チェック➂:瑕疵担保責任は?

購入を検討し始めた時や値段交渉などに入る際に確認必須の項目です。

ちなみに「瑕疵担保責任」とは…

売買などの有償契約において、契約の当事者の一方(買主)が給付義務者(売主)から目的物の引渡しを受けた場合に、その給付された目的物について権利関係または目的物そのものに瑕疵があるときには損害賠償などの責任を負う
Wikipedia引用

 

簡単に言えば、売り主が知らなかった瑕疵(欠陥みたいなもの)を購入後見つけた場合には売主が賠償責任を負うみたいな内容です。

とは言ってもその瑕疵の内容は限られていて、「シロアリ、雨漏り、排水管の不具合、土壌汚染、柱の傾き」など。

2020年4月からは法律が改正されてこの言葉自体もなくなるみたいで、より買主にとって良い条件にはなるみたいです。

自動的にはつかない「瑕疵担保責任」

売主が個人の場合には、この瑕疵担保責任というのは自動的につくものではありません。

何か月間でこの内容で瑕疵担保責任をつけてくださいと契約書に明記が必要です。なので、売り主と交渉し確認しておく必要があります。

事前にホームインスペクションを受けていれば、購入する中古住宅の欠陥や不具合を知ることができるので、ホームインスペクションを受けておくのが一番確実ではあります。

しかし、それができないのであれば瑕疵担保責任をつけておくと大きな欠陥(雨漏り、シロアリなど)が出た場合に大きな損失を出さなくて済みます。

この瑕疵担保責任ですが、不動産は教えてくれません。私の場合も教えてくれませんでした。なので、私が売買交渉の時に提案をしましした。

法律改正になってもこの情報自体を知らないのであればただ損をするだけです。
きちんと情報収集と確認をしておいた方がよいでしょう。

チェック④:固定資産税はいくらかかる?

「家を買ったらもう家賃はゼロだ」というのは少し間違っていて、お家には持っているだけで税金「固定資産税」がかかります。お家にも土地にも。

毎年払わなければいけません。

この固定資産税もお家によっては高くなるところもあります。
思っていたよりも高かったなんてこともあり得るので、購入時点でどれくらい払わなければいけないのかをきちんと把握しておくことは大切です。

確認しておくべき項目は予めリストアップしておくとよい

中古住宅を買おうと物件情報を調べ始めたら、確認しておくべき項目はリストアップしておくことをおススメします。

今回は私自身が確認した項目をご紹介しましたが、各個人でプラスして項目を増やしたりすると良いと思います。

自分の中古住宅に求める条件を考えることもできますし、いつどこで良さげな物件が出るか分かりません。中古住宅はタイミングがありますからね^^;;

「物件見つけた⇒チェックしよう」だとチェック漏れがあったり、誰かに取られてしまったりもありますのでリストを作ることをおススメします。