こんにちは、トミヨです。
田舎移住とともに築25年の中古住宅を購入し、今現在住んでいます。
中古住宅購入でいろいろ調べると「失敗」したという体験が多く、
みたいな意見が多く、内見の時にしっかりチェックしておくべきだったという反省が書かれています。
そこで今回は失敗しない中古住宅購入のために内見の時に素人でもチェックできる項目について書いておきます。私は事前にチェック項目をリストアップしてから内見に挑みました。
【結論】本当に失敗したくないのであれば素人目線での判断は無理
すみません。でもこれが現実だと思います。
しかし、これはお家という建物の良し悪しの判断の話です。
よく考えてみてください。建築の知識がないのに内見した家に欠陥がないか?不具合がないか?なんて分かりますか?
実際に内見に行くと分かりますが、そんな細かいところを見ている余裕はないですし(汗)、中古住宅は経年劣化しているものがほとんどでそれがまだ使えるとか使えないとかの判断って無理ですよね。
お金をかけて専門家に判断してもうらう⇒これが一番失敗しない方法「ホームインスペクション」
本当にお家という建物の購入を失敗したくないのであれば、専門家にお家の検査を依頼するのが一番確実です。この専門家によるお家の検査を「ホームインスペクション」と言います。
ホームインスペクションでは
どういう問題点があって、
その問題点の解決(修理)のための費用
を教えてくれます。
ただ、このホームインスペクションには費用がかかります。相場は地域にもよりますが5~6万円くらいだそうです。
ホームインスペクションをすれば、そのお家の値段に修理費用を加味してお家の購入を検討すればいいわけです。また、問題点が見つかることで売主への値段交渉もできます。
では素人には確認できないのか?
専門家までとはいかないけれども、ある程度のことを自分でチェックすることはもちろん可能です。
ただ、専門家ではないので確実に大丈夫とは言えない、それだけです。
チェックはしたけど、住んでみたら不具合が出てくる可能性があるという話です。
しかし、ホームインスペクション依頼するとしても、その前に内見する中古住宅が大丈夫か?という判断を自分でしなければいけません。内見後にホームインスペクションを依頼するなり、購入を進めるなりできるからです。
そこで今回は全くの素人である私が今の中古住宅を内見する時にチェックした項目を書いておきます。
素人でも確認しておくべき項目は5つ
お家という建物を内見する時にチェックしておくべき項目は下記の5つです。
- 天井に雨漏りがないか?
- 柱は傾いてないか?
- シロアリはいないか?
- 外壁の塗装は剥がれてないか?
- 再建築不可物件ではないか?
私もこの5つはチェックしました。
一つずつ見ていきます。
チェック①:天井に雨漏りがないか?
雨漏りしている天井はシミができています。
少しでもシミっぽいのがあるな…と思ったら疑った方がよいです。
どうして雨漏りをチェックするのか?というと雨漏りの修理は相当なお金がかかります。
屋根の修理になるので簡単な修理では済まないということです。
私は内見に行ったお家はすべての部屋の天井をチェックしました^^;;
築30年くらいのお家に雨漏りらしきシミを見つけたこともありまし、築50年でも一つも雨漏りがないお家もありました。
チェック➁:柱は傾いてないか?
柱が傾いている=家が傾いているという証拠です。
家が傾いているので仕切りドアや窓の開け閉めがスムーズではない、ドアの立て付けが悪いことがあります。
もちろんドアや窓自体の問題もあり得るのですが、
仕切りドアなどの開閉がスムーズではない⇒柱が傾いているかも?
と分かり、そのあとに対策可能です。(ホームインスペクションしてもらうなど。)
これも雨漏りと一緒で柱の傾きを修正するのには相当なお金がかかりますので必ずチェックするべき項目だと思います。
チェック➂:シロアリはいないか?
「シロアリはいますか?」とけっこう、直球にききました。笑
基本的には売主は正直に答えなけれなならないので、一応聞いてみました。
外から見えるお家の基礎の部分にシロアリの通り道ができていたり…なんてこともあるみたいで専門家だとそんなこともチェックできますが、素人では無理です。
ですので、売り主に質問してチェックしました。
チェック④:外壁の塗装は剥がれてないか?
塗装もそこそこお金がかかるみたいで、チョーク様の粉が手についたら近いうちに塗装が必要になるということらしいです。
いくつか内見したお家で実際に触ってみると本当にチョークの粉みたいなのがついたお家もありました。外壁の塗装って甘く見がちですけど、雨が壁の中に入らないようにしてくれる重要な部分でもあります。
購入したお家に長く住むためにも塗装は必要なのでチェックした方が良いでしょう。
チェック⑤:再建築不可物件ではないか?
これは不動産屋が教えてくれたりもしますが、自分でチェックしておいて損はありません。
再建築不可はその土地に新しい建物を建てることができないという物件です。
今あるお家を修理するOKですが、お家を崩して新しいお家の立て直しができません。
将来、お家を立て直すこともあるかもしれないということを考える方はここもチェックしておいた方がよいです。
中古住宅購入で大事なのは情報と知識
私が中古住宅購入をすすめながら、一番感じたことです。以前、別記事にも書きました。
このチェック項目もそうですが、中古住宅を購入したいと思ってからひたすら調べまくりました。できるだけ失敗を防ぐためにです。
このチェック項目もその一つです。ですので、私のブログだけでなく、専門家の意見や他の方のブログもぜひ参考にして、良い中古住宅を購入できるようにしてくださいね。